大沢たかお×新木優子、映画「キングダム」最新作で王騎と摎の秘密に迫る!強さと人間らしさが交錯する二人の物語

DearManga

大ヒット上映中の映画「キングダム」シリーズ最新作『キングダム 大将軍の帰還』から、大将軍・王騎を演じる大沢たかおさんと、摎を演じる新木優子さんが登場。これまでベールに包まれてきた王騎の過去と、謎の人物・摎の秘密が明かされる最新作について、二人が語ったインタビューをお届けします。

王騎役の重圧と、シリーズへの熱い想い

  • 大沢たかおさんは、実写化への風当たりが強い中で王騎役を引き受けたプレッシャーを語る
  • 王騎というキャラクターの重要性を理解し、限界までやり切ったと振り返る
  • 出演者もスタッフも、全員のエネルギーが強い作品だと力説

大沢たかおさんは、映画『キングダム』のオファーを受けた当時、漫画やアニメの実写化への風当たりが強かったことを明かします。王騎という特異なキャラクターを演じることへのプレッシャーを感じつつも、この作品にとって王騎がいかに重要な存在であるかを理解し、自分ができることは限界までやり切ったと語ります。また、出演者もスタッフも全員が強いエネルギーを持って作品に臨んでいたことを力説し、その熱量が『キングダム』の魅力につながっていると分析しています。

続編の話がまだない中で、とにかく目の前の作品をいいものにしたいという想いが強かったと振り返る大沢さん。原作の良さを超えるには、人間の”生”のエネルギーしかないと語り、みんなが必死に戦っていたと当時の現場の様子を明かしました。途中から撮影に参加した新木さんや吉川晃司さんも、前作までを観て自分なりの想いや情熱を持って現場に臨んでくれたことに感謝の言葉を述べています。

摎役の新木優子、チームの一員として迎え入れられた喜び

  • 新木優子さんは、1作目を劇場で観て魅了された経験から、オファーをうれしく感じたと明かす
  • 摎の芯の強さを表現することを心がけ、細部まで作り込まれた世界観に没入
  • 現場では、監督、プロデューサー、出演者、スタッフが一丸となって作品作りに臨む姿勢を感じたと語る

新木優子さんは、1作目を劇場で観た時に感じた映画としての魅力から、今作のオファーをうれしく感じたと明かします。戦わなければいけない時代を生きる摎の芯の強さを表現することを心がけ、細部まで作り込まれた衣装や馬具などの世界観に没入したと撮影を振り返ります。

現場では、監督、プロデューサー、出演者、スタッフの全員が一つのチームとして、いい映画を作るという同じ目標に向かって戦っている姿勢を感じたと新木さん。アクションシーンや馬に乗るシーンでは、できるようになるまで手取り足取り教えてもらい、プロフェッショナルな現場にチームの仲間としてあたたかく迎え入れられたことをうれしく思ったと語っています。

王騎と摎の関係性、そして明かされる王騎の人間らしさ

  • 新木さんは、大沢さんが王騎そのものだったことで、スムーズに『キングダム』の世界に入り込めたと明かす
  • 大沢さんは、摎役の新木さんを迎えられたことを喜び、今までの努力が報われたと感じたと語る
  • 今作では、強さの裏にある王騎の人間らしさや繊細さが描かれていることを二人が力説

現場で対面した大沢さんが王騎そのものだったことで、新木さんは摎としてスムーズに『キングダム』の世界に入り込めたと明かします。一方の大沢さんも、王騎にとって摎という存在がすべてだったからこそ、新木さんが摎役を引き受けてくれたことをうれしく感じ、今までの努力が報われたと語ります。

二人が口を揃えて語るのは、今作で描かれる王騎の人間らしさです。信と一緒に馬を駆りながら想いを受け継ぐシーンなどを通して、これまで怪物的な強さを持つ存在として描かれてきた王騎の、血も涙もある人間らしい一面が見えてくると力説。新木さんは、王騎という将軍の人としての強さと繊細さを感じたと振り返っています。

将軍という存在の重み、そして信の成長物語

  • 大沢さんは、将軍という立場には並々ならぬ経験と背負うものがあると分析
  • 一瞬にして国を滅ぼすことができる武力を持つ将軍は、一般人から見れば異次元の存在だと語る
  • 新木さんは、『キングダム』を諦めない人たちが集う物語だと捉え、どんなことにも立ち向かっていける力強さを感じ取ってほしいと語る

大沢さんは、将軍という立場には並々ならぬ経験と背負うものがあると分析します。六大将軍と言われるほどの存在になるには、それなりの覚悟が必要だと語り、一瞬にして国を滅ぼすことができる武力を持つ将軍は、一般人から見れば異次元の存在だと表現しています。

新木さんは、『キングダム』を諦めない人たちが集う物語だと捉えています。成し遂げたいことや得たい何かがあることで、自分自身が強くいられ、何度でも立ち上がることができるという作品のメッセージ性を感じたと明かし、今作を観る人にも、どんなことにも立ち向かっていける力強さを感じ取ってほしいと語ります。

逆境を乗り越え夢に向かって突き進む信の姿に勇気をもらえる

大沢さんは、『キングダム』が信のひたむきな成長物語であることを強調します。何度も絶体絶命の状況に陥りながらも、諦めずに最後まで前を向いて生き続ける信の姿は、観る人の心に響くはずだと語ります。誰しもがひたむきに頑張っているからこそ、信の熱とエネルギーは多くの人に勇気を与えてくれるだろうと期待を寄せています。

新木さんと大沢さんの言葉からは、『キングダム』という作品への深い愛情と、役に対する真摯な想いが伝わってきます。二人が演じる王騎と摎の関係性や、今作で明かされる王騎の人間らしさにも注目が集まります。圧倒的なスケールと熱量で描かれるシリーズ集大成を、ぜひ劇場で体感してみてはいかがでしょうか。

『キングダム 大将軍の帰還』の見どころ

  • 9年前、王騎に死の寸前まで追い込まれたほう煖との再戦
  • 初めて明かされる王騎の過去と、嬴政に告げられた先々代の遺言
  • 秦と趙、国の存亡をかけた一戦を圧倒的なスケールと熱さで描く

『キングダム 大将軍の帰還』は、シリーズ史上最高のスケールで描かれる二人の男の因縁の戦いが見どころです。9年前、大将軍・摎を討ち取った直後に王騎に死の寸前まで追い込まれたほう煖が、李牧の誘いに応じて秦の侵攻に手を貸すことで、王騎との再戦が実現します。

また、今作では初めて王騎の過去が明かされ、彼が嬴政に告げた先々代の遺言の内容にも迫ります。秦と趙、国の存亡をかけた一戦は、圧倒的なスケールと熱さで描かれ、シリーズの集大成にふさわしい仕上がりとなっています。原作ファンはもちろん、映画ファンも楽しめる作品に仕上がっているので、ぜひ劇場でその目で確かめてみてください。

大沢たかおさんと新木優子さんからのメッセージ

最後に、大沢たかおさんと新木優子さんからの映画への想いが語られました。大沢さんは、王騎という役に全身全霊で向き合い、新木さんの摎との共演にも喜びを感じたと明かします。新木さんは、作品が持つメッセージ性に共感し、観る人の心に勇気を与えられる作品になったと力強く語ってくれました。

二人が演じる王騎と摎の物語は、強さと人間らしさが交錯する、まさに『キングダム』らしい感動の物語です。シリーズ最新作『キングダム 大将軍の帰還』は、今までの作品の集大成であり、さらなる高みを目指す新たな一歩でもあります。ぜひ劇場で、大沢たかおさんと新木優子さんが紡ぐ王騎と摎の物語を体感してみてください。

目次