炭治郎が柱になるなら何柱?『鬼滅の刃』ヒノカミ神楽の使い手が就任する可能性を徹底考察!

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TVアニメ『鬼滅の刃』柱稽古編が好評放送中だ。主人公の竈門炭治郎は、鬼殺隊の隊士として活躍し、強敵である十二鬼月を3体も倒してきた。そんな彼が、いつか柱になる日がくるのだろうか?もしなるとしたら、一体何柱になるのだろうか?

炭治郎が柱になる可能性は?同期のなかでも突出した実力!

  • 炭治郎は下弦の壱・魘夢、上弦の陸・妓夫太郎、上弦の肆・半天狗を倒している
  • 柱稽古編で、他の隊士との体力や戦闘能力、経験値の差が明らかに
  • 同期のなかでも「柱にもっとも近い」存在であることは間違いない

炭治郎は、鬼殺隊に入隊してから数々の強敵と戦ってきました。下弦の壱である魘夢、上弦の陸の妓夫太郎、上弦の肆の半天狗という、十二鬼月を3体も倒しているのです。柱稽古編では、他の隊士たちとの体力や戦闘能力、経験値の差がはっきりと示されました。同期のなかでも、炭治郎が「柱にもっとも近い」存在であることは間違いないでしょう。

しかし、柱になるためには「十二鬼月を1人で倒す」という条件があります。炭治郎はこれまで十二鬼月を倒してきましたが、すべて仲間との共闘でした。一人で倒すことができるのか、それが炭治郎の柱就任への鍵となるでしょう。

炭治郎が使うのは「日の呼吸」?「ヒノカミ神楽」の剣技がカギを握る!

  • 炭治郎の父・炭十郎は「ヒノカミ神楽」を舞っていた
  • ヒノカミ神楽は「日の呼吸」の剣技だった
  • 炭治郎は日の呼吸を使って、強敵を倒してきた

炭治郎の父・炭十郎は、「ヒノカミ神楽」という神楽を舞っていました。それは、太陽を崇拝する古い信仰に基づいた舞でした。後に判明したのですが、このヒノカミ神楽は「日の呼吸」という最強の呼吸法の剣技だったのです。

炭治郎は、父から教わったヒノカミ神楽の動きを剣術に取り入れ、日の呼吸を使って戦ってきました。日の呼吸は、他のどの呼吸よりも強力で、炭治郎はこれを使って数々の強敵を倒してきたのです。もし炭治郎が柱になるなら、間違いなく「日柱」になるでしょう。

炎柱の家は代々炎柱を輩出!水柱も師匠から水柱を継承

  • 炎柱の煉獄家は代々炎柱を輩出している名家
  • 現炎柱の煉獄杏寿郎は、父・槇寿郎の後を継いだ
  • 水柱の冨岡義勇は、師匠の元水柱・鱗滝左近次に師事し水柱に

鬼殺隊の柱の中には、代々同じ呼吸を受け継ぐ一族もいます。炎柱の煉獄家は、代々炎柱を輩出している名家です。現在の炎柱・煉獄杏寿郎は、「下弦の弐」を討伐して柱の条件を満たし、父である前炎柱・槇寿郎の後を継ぎました。

水柱の冨岡義勇も、師匠である元水柱の鱗滝左近次に師事し、水の呼吸を学んで水柱の座に就いています。このように、同じ呼吸を代々受け継ぐことで、その一族は柱を輩出し続けているのです。

胡蝶しのぶは姉と違う呼吸で蟲柱に!甘露寺蜜璃は恋の呼吸を編み出した

  • 胡蝶しのぶの姉・胡蝶カナエは花柱だった
  • しのぶは花の呼吸ではなく蟲の呼吸を使い、蟲柱になった
  • 甘露寺蜜璃は炎柱・煉獄杏寿郎の継子だったが、恋の呼吸を編み出し恋柱に

一方で、必ずしも同じ呼吸を継承するわけではない柱もいます。蟲柱の胡蝶しのぶは、姉の胡蝶カナエが花柱だったにも関わらず、花の呼吸ではなく蟲の呼吸を使い、蟲柱になりました。

恋柱の甘露寺蜜璃は、炎柱・煉獄杏寿郎の継子でしたが、炎の呼吸ではなく独自の恋の呼吸を編み出して、恋柱の座に就いたのです。呼吸は、使い手の適性によって選ばれるものであり、必ずしも師匠や家族と同じものを継承するわけではないようです。

隊士たちは自分に合わせて呼吸を変化させ、新しい呼吸が生まれた

  • 鬼殺隊の隊士たちは、自分に合わせて呼吸と剣技を変化させた
  • その結果、呼吸は分かれて増えていった
  • 炭治郎自身もこのことを体験から推測している

「遊郭編」で、炭治郎は仲間たちについてこのように推測しています。「(鬼殺隊の隊士たちは)自分に合わせた呼吸と剣技に変化させ考え抜いたから、呼吸は分かれて増えていった」と。

実際、物語の中で登場する呼吸は、水、炎、風、岩、蛇、恋、音、霞、蟲、花、雷など多岐にわたります。これらは元々ひとつだった呼吸が、使い手によって変化し、派生していったものなのでしょう。炭治郎自身、日の呼吸を自分なりにアレンジして使っています。新しい呼吸が生まれるのは、自然な流れなのかもしれません。

柱の名称は呼吸の名称と一致するのが一般的だが例外も

  • 水の呼吸を使うから水柱、岩の呼吸を使うから岩柱というのが一般的
  • 炎の呼吸を使う炎柱と、雷の呼吸を使う鳴柱は例外
  • 日の呼吸と炎の呼吸を混同しないために、厳しい決まりがある

柱の名称は、基本的にはその柱が使う呼吸の名称と一致します。水の呼吸を使う冨岡義勇が水柱、岩の呼吸を使う悲鳴嶼行冥が岩柱というようにです。

しかし例外もあります。炎の呼吸を使う煉獄杏寿郎は炎柱であり、雷の呼吸を使っていた桑島慈悟郎は鳴柱でした。特に炎の呼吸については、「ひのこきゅう」とは言ってはいけないという厳しい決まりがあるそうです。これは、「始まりの呼吸」である日の呼吸と、その派生である炎の呼吸を混同しないようにするためでしょう。

炭治郎が柱になるなら「日柱」が有力!ヒノカミ神楽の剣技で新時代の幕開けなるか

以上のことから、もし炭治郎が柱になるとしたら、「日柱」になる可能性が高いと言えるでしょう。炭治郎が使うのは、他のどの呼吸よりも強力な日の呼吸です。しかも、彼の日の呼吸は、父から受け継いだヒノカミ神楽という神楽の動きを取り入れたもの。オリジナリティあふれる剣技で、新時代の幕開けを告げる存在となるかもしれません。

ただし、柱になるためには「十二鬼月を1人で倒す」という高いハードルが立ちはだかります。炭治郎はこれまで幾度となく命の危機に直面してきましたが、仲間たちの助けがあったからこそ勝利してこられたのです。果たして炭治郎に、1人で十二鬼月を倒すだけの力があるのでしょうか。彼の柱就任への道のりは、まだまだ険しいと言わざるを得ません。

とはいえ、炭治郎は今なお成長を続けています。ヒノカミ神楽の奥義を会得し、さらなる強さを手に入れる日も近いかもしれません。これからも炭治郎の活躍から目が離せません。彼が「日柱・竈門炭治郎」となり、鬼殺隊に新たな伝説を刻む日が来ることを期待しましょう。

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