2025年冬アニメでは、リアルタイムで視聴したいのに時間帯の関係で難しい作品があるようです。ネタバレを回避するためになんとしてもリアタイでチェックしたいと思っている視聴者も多いのではないでしょうか。今回は、リアタイは難しいけれど最終回まで見届けたい注目のアニメを3作品紹介します。
『メダリスト』 – 米津玄師さんが主題歌を提供し、羽生弓弦さんも視聴する話題作
- 原作マンガのファンである米津玄師さんが自らオファーして主題歌を提供
- プロフィギュアスケーターの羽生弓弦さんも視聴しており、業界からの注目度が高い
- 現実の厳しさにもめげずに夢を追う主人公たちの姿や、圧巻のスケートシーンが魅力
フィギュアスケートを題材にした『メダリスト』は、原作マンガのファンである米津玄師さんが自らオファーして主題歌を提供したことでも話題になりました。プロフィギュアスケーターの羽生弓弦さんも視聴しており、フィギュアスケート業界からの注目度も高いです。
本作では、フィギュアスケートに人一倍強い執念を持つ「結束いのり」と、元アイスダンス選手の「明浦路司」がタッグを組んで頂点をめざします。現実の厳しさにもめげずに夢を追う姿や、圧巻のスケートシーンなどがファンをうならせました。大会の結果などネタバレなしで見たいシーンも多いため、リアタイ推奨の作品だといえるでしょう。
しかしTVアニメはテレビ朝日系で土曜日深夜25時30分からと、遅めの時間帯です。なかには「眠くなる時間なのでリアタイは厳しい」と嘆く視聴者もいました。多くの動画サイトでは木曜日の深夜2時から配信がスタートするので、本放送からは何日も待たなければいけません。もう少し早くチェックしたい方は、月曜日夜23時24分からのBS朝日でのリアタイ視聴に挑戦してはいかがでしょうか?
『空色ユーティリティ』 – 競技ではなく日常の一環としてゴルフを楽しむ高校生の物語
- 自分が主人公になれるような「特別」を探す高校生の「青羽美波」がゴルフに出会う
- 競技としてではなく日常の一環としてゴルフをする姿が描かれているのが魅力
- 原作なしのオリジナルアニメなので、先の展開も予想がつかない
続いては『空色ユーティリティ』です。ゴルフを題材にしたスポーツものですが、部活動でもスポ根でもありません。自分が主人公になれるような「特別」を探す高校生の「青羽美波」がゴルフに出会い、その楽しさに気付いていきます。
競技としてではなく日常の一環としてゴルフをする姿が描かれているのが魅力です。しかも原作なしのオリジナルアニメなので、先の展開も予想がつきません。同年代の高校生にも刺さりそうな内容ですが、放送時間はTOKYO MXでは土曜日深夜25時から、テレビ神奈川では日曜日深夜25時30分からと遅めです。それでもTOKYO MXでは月曜日の深夜24時から再放送をしているので、こちらのほうがリアタイしやすいかもしれません。
『地縛少年花子くん2』 – 日曜の夕方放送で出かけている人が多くリアタイを諦めるファンも
- 学校の七不思議でおなじみの「トイレの花子さん」である「花子くん」と高校生の「八尋寧々」たちが怪異が関係する事件に介入
- 第2期では新たな七不思議の登場や、寧々に関する衝撃的な秘密など見どころが尽きない
- 日曜日午後16時30分からの放送時間帯は、出かけている人が多くリアタイを諦めている視聴者も
ここまでは遅い時間帯の作品を紹介しましたが、本放送が早すぎてリアタイが難しいTVアニメもあります。例えば『地縛少年花子くん2』です。学校の七不思議でおなじみの「トイレの花子さん」である「花子くん」と、高校生の「八尋寧々」たちが、怪異が関係する事件に介入していきます。
第2期となる本作も、新たな七不思議の登場や、寧々に関する衝撃的な秘密など見どころが尽きません。そんな『地縛少年花子くん2』の放送時間は日曜日午後16時30分からです。日曜の夕方は出かけている人が多く、リアタイを諦めている視聴者もいました。TVアニメ第1期が深夜枠だったことから第2期も時間帯が遅いと思い、第1話を見逃した人もいたようです。ファン同士で感想を言い合って盛り上がりたくなったときは、日曜日午後20時30分からのニコニコ生放送でチェックしてはいかがでしょうか?
リアタイにこだわらず作品の魅力を楽しもう!録画や配信でもアニメの面白さは変わらない
リアタイ視聴が難しいアニメ作品を3つ紹介しましたが、録画や配信でも作品の魅力そのものは変わりません。確かにリアタイで視聴できれば、ネタバレを回避しながらファンと一緒に盛り上がれるというメリットがあります。
しかし、リアタイにこだわるあまり視聴のハードルを上げすぎてしまっては本末転倒です。自分のライフスタイルに合った視聴方法で、アニメを楽しむことが何より大切だと言えるでしょう。リアタイの難しさにめげずに、最終回まで作品の魅力を追いかけてみてはいかがでしょうか。