アニメ「メダリスト」第9話では、「西日本小中学生大会」でのいのりの活躍と成長、そして絵馬の感動的な演技が描かれました。また、司といのりの絆の深さを感じさせる反省会シーンも印象的でした。今回は、この第9話の見どころを詳しく解説していきます。
いのりのノーミス演技と暫定1位獲得
- 1級ライバルたちのハイレベルな演技の中、いのりは最初のシングルアクセルから完璧に決める
- 2回転ジャンプも連続で成功させ、ステップシークエンスでは司ばりの表現力を見せる
- 進化したブロークンレッグでフィニッシュし、得点は24.32で暫定1位に
いのりの演技シーンは、パワーアップした彼女の滑りに注目が集まります。楽曲は前回と同じくホルストの「木星」ですが、ジャンプやスピンの難易度が上がり、新たなエレメンツであるステップシークエンスも加わるなど、1級ランクアップによるレベルアップが印象的です。
特筆すべきは、いのりが開始直前に掴んだ滑りのコツを本番で躊躇なく取り入れたことです。大一番で覚醒する主人公らしい一幕であり、いのりこそがこの物語の主人公であることを強く感じさせてくれました。
絵馬の感動的な演技と優勝
- 怪我に悩まされてきた絵馬だが、高難度のダブルルッツを成功させる
- これまでの鬱憤を晴らすかのような素晴らしい演技でいのりたちを驚かせる
- 1級の選手の中で唯一の25点台を叩き出し、優勝を果たす
絵馬のスケートシーンは、長期間の伸び悩みによる鬱々とした気持ちと、諦めない内に秘めた情熱が感じられる演技でした。アニメオリジナル曲「Spirits of the Night」のピアノとバイオリンのデュオが、滑りのインパクトを際立たせています。
高難度のジャンプ、ステップシークエンスでの表現力、最後のスピンに至るまで、あらゆる面でいのりを凌駕していることは一目瞭然でした。絵馬が費やしてきた時間と労力が伝わってくる作画と演出は、視聴者に大きな感動を与えました。
司といのりの絆を感じる反省会シーン
- 司は、いのりの足首の捻挫とシンスプリントの可能性を指摘し、夏休みまで練習を休むことを提案
- いのりは、大会を通じて得た気づきを語り、「出遅れた自分のまま、次は勝てると信じ続ける」と強い決意を示す
- 鮮烈なオレンジ色の夕陽に染まった車内で、ふたりのピュアで強い気持ちが胸に迫る名シーンに
新幹線の車内で行われた司といのりの反省会兼奮起会は、ふたりの強い信頼感と絆を感じさせるシーンでした。スケート靴の紛失、素晴らしい演技をしても優勝には届かず、怪我までしてしまった今大会を、ふたりはネガティブに受け止めず、「足りないものを知れた」と前向きに捉えています。
夏らしく鮮烈なオレンジ色の夕陽に染まった車内の雰囲気は、ふたりのピュアで強い気持ちが胸にグッと迫ってくる名シーンとなっています。司といのりの鋼のメンタルこそが、彼らの最大の強みなのかもしれません。
まとめ：いのりと絵馬の成長と司とのエモい絆に注目！
アニメ「メダリスト」第9話は、いのりと絵馬の成長と感動的な演技、そして司といのりの絆の深さを描いた見応えのある回でした。いのりのパワーアップした滑りと、絵馬の努力の結晶ともいえる演技は、視聴者の心を強く揺さぶるものでした。
また、司といのりの反省会シーンは、ふたりの強い信頼感と絆を感じさせ、今後の物語の展開にも期待が高まります。次回以降のエピソードでも、いのりと司の成長と絆に注目しながら、彼らがフィギュアスケートの世界で頂点を目指す姿を見守っていきたいですね。
