2024年7月に公開された映画『キングダム 大将軍の帰還』が大ヒットを記録し、シリーズ最終章と銘打たれていたにも関わらず、原作の人気エピソード「合従軍編」の実写化を望む声が多数上がっています。そこで今回は、もし第5弾以降が制作されるなら、ファンが熱望するキャラクターを演じてほしい俳優陣を探ってみました！
冷酷な天才軍師・桓騎を演じるのは北村一輝か柳楽優弥か
- 桓騎は「化け物」と評される戦の才能と、非道な手段も厭わない冷酷な性格が特徴
- 北村一輝、柳楽優弥、反町隆史など、キリッとした表情と大人の余裕を感じさせる俳優が候補に
- 特に北村一輝は「顔が似すぎ」と言われており、桓騎役への期待が高い
桓騎は、奇襲によって相手を翻弄することを得意とする天才軍師であり、「化け物」と評されるほどの戦の才能を持っています。一方で、非道な手段も厭わない冷酷な性格も持ち合わせており、男女ともに夢中にさせる独特の色気を放っています。
そんな桓騎を演じるのにふさわしいのは、北村一輝や柳楽優弥、反町隆史など、キリッとした表情と大人の余裕を感じさせる俳優たちです。特に北村一輝は「顔が似すぎ」と言われており、桓騎役への期待が高まっています。彼らなら、「俺の言う通りにしていれば全部うまくいく」と断言する、桓騎の豪胆な雰囲気を見事に再現してくれるでしょう。
ミステリアスな王翦役は阿部寛や浅野忠信の強い目力に注目
- 王翦は常に仮面をしているミステリアスな雰囲気と、一国の主になりたいという野心を持つキャラクター
- 阿部寛、浅野忠信、江口洋介など、強い目力と圧倒的なオーラを持つ高身長の俳優が候補に
- 仮面に負けない存在感を放つ俳優が求められる
王翦は、常に仮面をしているためにその表情が読めず、ミステリアスな雰囲気を漂わせています。また、一国の主になりたいという野心を持っており、じっくりと攻め落とす守備戦を任されることも少なくありません。
そんな王翦を演じるには、仮面に負けない目力と圧倒的なオーラが必須です。阿部寛や浅野忠信、江口洋介など、強い目力を持ち、高身長である俳優たちが候補として挙げられています。彼らなら、王翦の持つ謎めいた雰囲気と、内に秘めた野心を見事に表現してくれるはずです。
王翦の息子・王賁役は新田真剣佑や神尾楓珠らイケメン若手に期待
- 王賁は若くしてエリート騎兵隊を率いる活躍を見せるキャラクター
- 新田真剣佑、神尾楓珠、中川大志など、きりっとした顔立ちの若手俳優が候補に
- プライドが高くエリートの風格を漂わせる王賁には、凛々しい表情ができる俳優がぴったり
王賁は、王翦の息子でありながら、戦場以外でほぼ親子の会話がないキャラクターです。若くして騎馬隊を中心としたエリート騎兵隊「玉鳳隊」を率いる活躍を見せており、当初は主人公の信を見下すような描写もありましたが、共闘を経て徐々に関係性が緩和していきます。
そんな王賁を演じるのにふさわしいのは、新田真剣佑や神尾楓珠、中川大志など、きりっとした顔立ちの若手俳優たちです。たゆまぬ努力から槍を使う才能を開花させ、プライドが高くエリートの風格を漂わせる王賁には、凛々しい表情ができる俳優がぴったりでしょう。
ひょうひょうとした美形・蒙恬役は横浜流星や菅田将暉がお似合い
- 蒙恬は人当たりが良く、ひょうひょうとした性格が特徴的なキャラクター
- 横浜流星、板垣李光人、菅田将暉など、涼しげな美形の俳優が候補に
- 戦場では鮮やかな色合いの着物を身につける華やかな印象もある
蒙恬は、信や王賁と同世代のキャラクターで、人当たりが良くひょうひょうとした性格が特徴的です。コミュニケーション能力にも長けており、最初から信や王賁と良い関係を築いています。また、戦場では鎧の上から鮮やかな色合いの着物を身につけており、華やかな印象もあります。
そんな蒙恬を演じるのにふさわしいのは、横浜流星や板垣李光人、菅田将暉など、涼しげな美形の俳優たちです。普通なら浮いてしまいそうな派手な衣装も、彼らが着れば違和感なく、戦場で活躍する蒙恬の姿を見事に表現してくれるでしょう。
男勝りな女大将軍・カ燐役は菜々緒や小池栄子の迫力に期待
- カ燐は個性的な風貌と、手段を選ばない狡猾さを持つ苛烈な女大将軍
- 菜々緒、小池栄子、りょうなど、強いイメージのある女優が候補に
- 部下を叱責したり、男の首をへし折るパワーを見せる迫力ある演技が求められる
カ燐は、個性的な髪型や露出度の高い服装、大柄な体格が特徴的な、楚の国の苛烈な女大将軍です。戦術において手段を選ばない狡猾さを持ち、消耗戦に持ち込んで秦軍の弱体化を図ろうとするなど、厄介な面も見せています。また、コンプレックスである身長に触れようものなら「殺す」と宣言するほか、部下への罵倒、恐喝も珍しくありません。
そんな男勝りで迫力のあるカ燐を演じるのにふさわしいのは、菜々緒や小池栄子、りょうなど、強いイメージのある女優たちです。部下を激しく叱責したり、蹴っただけで男の首をへし折るパワーを持つカ燐を演じ、周りがたじろいでしまうほどの迫力を見せてくれるでしょう。原作通りの身長の再現は難しいかもしれませんが、その分顔が「強そう」な美女キャストが演じれば、十分にカ燐の存在感を表現できるはずです。
実写版『キングダム』第5弾以降への期待と不安
『キングダム 大将軍の帰還』は、ストーリーとしてもキリが良いところで終わったため、実写映画の「キングダム」シリーズはもう完結したと考える人も多くいます。しかし、原作には人気キャラクターや名場面がまだまだ多く存在し、それらを実写で観たいというファンの声も根強くあります。
特に「合従軍編」は、秦国に他国が連合して攻め込んでくる大規模な戦いが描かれており、山の民を引き連れて秦軍の救援に駆けつける楊端和の活躍など、見どころが満載です。長澤まさみ演じる楊端和の人気も高いため、実写化すれば迫力と感動のシーンになること間違いなしでしょう。
ただし、これだけの大規模な戦いを実写で再現するのは、予算面でも技術面でも大変なプロジェクトになることは間違いありません。原作ファンの期待に応えられるクオリティを保ちつつ、興行的にも成功させるのは簡単ではないでしょう。また、キャスティングに関しても、原作のイメージを壊さないよう慎重に行う必要があります。
原作ファンの期待に応える実写化は実現するのか
実写版『キングダム』シリーズの続編制作については、未だ公式な発表はありません。しかし、原作ファンの間では、佐藤信介監督による「大型時代劇映画」のエキストラ募集が行われたことから、第5弾以降の制作を期待する声が高まっています。
実写化されれば、桓騎や王翦、蒙恬らの活躍を、北村一輝や阿部寛、横浜流星といった豪華俳優陣の演技で観ることができるかもしれません。また、楊端和の再登場や、カ燐との激闘なども見どころになるでしょう。原作の人気エピソードを、実写ならではの迫力とスケール感で観られる日が来ることを、ファンは心待ちにしています。
しかし、実写化には多くの困難が伴うことも事実です。原作ファンの期待に応えられる作品を作り上げるためには、制作陣の強い意志と、原作への深い理解が不可欠でしょう。『キングダム』の世界観を実写で再現するのは簡単ではありませんが、それだけに成功した暁には、多くの感動が生まれるはずです。実写版『キングダム』第5弾以降の制作が実現する日を、今か今かと待ち望んでいるファンは少なくないでしょう。
