大ヒットシリーズ『キングダム』の最終章『キングダム 大将軍の帰還』が公開中だ。本作の見どころの一つが、秦国随一の大将軍・王騎と、強敵・ホウ煖の一騎打ちシーン。佐藤信介監督が、日本映画史上最大級のアクションシーンの裏側を語った。
王騎VSホウ煖、日本映画史上最大級の一騎打ちアクションに挑戦
- プロデューサーの松橋真三氏は「今までの日本映画で見たことがないようなヘビー級のバトル」と意気込みを語る
- 佐藤信介監督は「『キングコング対ゴジラ』のようなバトル」をイメージ
- 原作漫画のファンタジー要素を活かしつつ、実写映画ならではの迫力あるアクションを目指した
『キングダム』シリーズ最大の見せ場となる王騎VSホウ煖の一騎打ちは、佐藤信介監督にとっても大きなチャレンジだった。「原作漫画は中国の史実を基にしてはいますが、ちょっとファンタジーも漂っている。ですから実写映画も史実とファンタジーが混じり合うバランスを取っていて、シリーズごとにテイストを変えながらいろんなアクションをやっています」と語る佐藤監督。本作では、ぶつかってはいけない2つの物質がぶつかり合った時に空間が歪むようなイメージで、アクション監督の下村勇二氏と協力して、日本映画史上最大級の一騎打ちアクションを作り上げた。
「二人が矛を手にぶつかり合った時に本当に次元が歪んでいるように見せる、ちょっと周りの空気や風景が歪んでもいいんじゃないかといった話をしていたぐらいで（笑）」と佐藤監督。大沢たかお演じる王騎と、吉川晃司演じるホウ煖、二人の超重量級俳優の迫力あるアクションに注目だ。
大沢たかお＆吉川晃司、超重量級俳優の共演が実現
- 大沢たかおは、シリーズ第1作から秦国随一の大将軍・王騎を好演
- 吉川晃司は、前作『キングダム 運命の炎』でシリーズ初登場し、強敵・ホウ煖役を熱演
- 二人の超重量級俳優の共演は、本作の大きな見どころの一つ
本作の見どころの一つが、大沢たかお演じる王騎と、吉川晃司演じるホウ煖の共演だ。大沢は、シリーズ第1作から秦国随一の大将軍・王騎を好演。一方、吉川は前作『キングダム 運命の炎』でシリーズ初登場し、強敵・ホウ煖役を熱演した。
「大沢さんと吉川さんは、お二人とも存在感がすごくて、並んでいるだけでもう画になる。アクションシーンでは、お互いに全力でぶつかり合っていて、現場でも迫力があった」と佐藤監督。日本が誇る二人の超重量級俳優が、『キングダム』という大舞台で激突する姿は必見だ。
CGではなくアクションで勝負！リアルな殺陣にこだわった理由
- 佐藤監督は、CGに頼らずリアルなアクションにこだわった
- 大沢たかおと吉川晃司、ベテラン俳優だからこそできる本格的な殺陣シーン
- CGを使わないことで、よりリアルで説得力のあるアクションシーンを実現
本作のアクションシーンで注目すべきは、CGに頼らずリアルな殺陣にこだわったことだ。「最近の映画は、CGでアクションシーンを作ることが多いですが、僕はあえてCGを使わずにリアルなアクションにこだわりました」と佐藤監督。
「大沢さんと吉川さんは、お二人ともベテランの俳優さんなので、アクションも本格的にできる。だからこそ、CGに頼らずリアルな殺陣で勝負したかった」と語る佐藤監督。実際に俳優が体を張ってアクションを演じることで、よりリアルで説得力のあるシーンを作り上げることができたという。
山崎賢人演じる信も大活躍！『キングダム』シリーズ集大成の見どころ
- 主人公・信役の山崎賢人も、シリーズ集大成にふさわしい熱演を見せる
- 信と王騎、信とホウ煖など、信を中心とした人間ドラマにも注目
- シリーズファンにはたまらない、キャラクター同士の関係性の変化も見どころ
王騎VSホウ煖の一騎打ちだけでなく、主人公・信役の山崎賢人の活躍にも注目だ。山崎は、シリーズ第1作から主人公・信を演じ、作品の顔として『キングダム』を牽引してきた。本作でも、シリーズ集大成にふさわしい熱演を見せている。
「信と王騎、信とホウ煖など、信を中心とした人間ドラマも本作の見どころの一つ。シリーズを通して信が成長していく姿を描いてきましたが、最終章である本作では、信がどのように物語を締めくくるのかにも注目してほしい」と佐藤監督。また、シリーズファンにはたまらない、キャラクター同士の関係性の変化も見どころだ。
中国の歴史とファンタジーが融合した『キングダム』の世界観
- 『キングダム』は、中国の春秋戦国時代を舞台にしたファンタジー時代劇
- 史実をベースにしつつ、ファンタジー要素を取り入れた独特の世界観が魅力
- アクションだけでなく、政治や人間ドラマなど、様々な要素が詰まった作品
『キングダム』は、中国の春秋戦国時代を舞台にしたファンタジー時代劇だ。史実をベースにしつつ、ファンタジー要素を取り入れた独特の世界観が魅力の一つ。「中国の歴史とファンタジーが融合した『キングダム』の世界観を、実写映画でどう表現するかが監督としての腕の見せどころ」と佐藤監督。
アクションシーンだけでなく、政治や人間ドラマなど、様々な要素が詰まった作品だからこそ、監督には高い演出力が求められる。「原作の世界観を大切にしつつ、実写映画ならではの表現を加えることで、『キングダム』の新たな魅力を引き出せたのではないか」と佐藤監督は手応えを感じている。
シリーズ最終章にして集大成！『キングダム』ファン必見の超大作
- シリーズ4作品を締めくくる最終章にして、集大成となる作品
- ファンの期待に応える、満足度の高い作品に仕上がっている
- アクションファンのみならず、『キングダム』ファン必見の超大作
『キングダム 大将軍の帰還』は、シリーズ4作品を締めくくる最終章にして、集大成となる作品だ。「シリーズを通して積み重ねてきた物語や人間ドラマが、本作で一つの結末を迎える。ファンの期待に応える、満足度の高い作品に仕上がっていると思う」と佐藤監督。
王騎VSホウ煖の一騎打ちを筆頭に、大迫力のアクションシーンが満載の本作は、アクションファンのみならず、『キングダム』ファン必見の超大作だ。「最終章だからこそ、これまでのシリーズの集大成として、『キングダム』の魅力を全て詰め込んだ。ぜひ劇場で、その世界観を体感してほしい」と佐藤監督はメッセージを送った。
佐藤信介監督が語った『キングダム 大将軍の帰還』の見どころとは
『キングダム 大将軍の帰還』の見どころについて、佐藤信介監督が語ってくれた。王騎VSホウ煖の一騎打ちシーンは、CGに頼らずリアルなアクションにこだわることで、日本映画史上最大級の迫力を実現。大沢たかおと吉川晃司という超重量級俳優の共演も必見だ。
また、山崎賢人演じる主人公・信の活躍や、キャラクター同士の関係性の変化など、アクション以外の見どころも満載。中国の歴史とファンタジーが融合した独特の世界観を、実写映画ならではの表現で描いた点も見逃せない。シリーズの集大成として、『キングダム』の魅力が全て詰まった本作。ファン必見の超大作を、ぜひ劇場で体感してほしい。
